新人介護士の心得
みなさん、こんにちは。
今回は新人介護士の心得についてお話します。
介護士の働く現場には、特別養護老人ホーム、老人保健施設、グループホーム、訪問介護等があります。
働く場所によって違いはありますが、様々な職種が集まっているのが介護現場の特徴といえます。特別養護老人ホームなら、介護士のほかに栄養士、看護師、ケアマネ、相談員がいます。
これらの利用者をとりまく職種は連携をとりながら、生活の支援をしていく必要があります。
例えば、介護士は介護だけをしていたらいいというものでもありません。排便があったときは、便の形状や臭い、時間帯等について看護師と連携を図る必要があります。また、食事に関しても、単に食事介助をしたらいいというものではありません。スムーズに食べられるもの、嫌いなもの、好きなもの、咽やすい物を観察して栄養士と連携をとるのです。
このように、介護士は常に現場の中心となり、他の職種と連携をする必要があるのです。
また、上司との相談も積極的にしていきましょう。新人のうとは何かと分からないことが多いです。それは利用者に対しての知識や技術的なことだけでなく、職場でのすべてのことにおいてそうです。
体調不調で急に休む時の連絡の方法、出張に行かせて頂く時の挨拶のこと、施設行事や家族との付き合いとのことなど、分からないことはどんどん相談しましょう。
相談ときたら、報告ですね。利用者への対応や、自分が起こしたミスはすぐに先輩や上司に報告しましょう。「そんなことまで・・・?」と思うような事でも、最初が肝心です。年のために報告をすることが大切です。
あとは、連絡ですね。現場での連絡はノートを使うことが多いです。理由は、同じ日に全職員が勤務しているとは限らないからです。私の場合は、ロッカーなどに、付箋を貼ることもしています。勿論。直接口頭で言えるに越したことはありませんので、コミュニケーションを積極的に取るという意味でもおススメします。
とにかく自己研鑽に取り組んで下さい。新人だから・・・という考えは、本人や家族には通用しません。同じ職員として扱われます。そのため、個人的に知識や技術を一生懸命身につける努力をして下さい。卒業してすぐの就職なら、友だとの関係もまだ続いているでしょう。その友達からの情報を得るのもひとつの方法ですし、研修や書籍で勉強することも大切です。
努力は必ず報われます。一日も認められるような介護士になって下さい。